ハンドメイド作品を委託販売したら売れる?実際にやって見て感じたメリット・デメリット!
こんにちは。
ohananomachi〜おはなのまち〜の玲菜です!
自分でアクセサリーや雑貨を作ったり、ハンドメイドで作品作りをしている人なら1度は考えるのが委託販売ですよね。
そもそも委託販売って何?と思っている方から、まさに今委託販売を検討しているあなたまで、私が実際に経験してみて感じたメリット、デメリット、そして気になる「売れるのか」という部分についてご紹介します!
ぜひ、委託販売を考えている方の参考になればと思います。
Contents
そもそも委託販売って?
委託販売とは、その名の通り商品などの販売を第三者に代行して販売してもらう販売方法です。
商品の所有権は委託する側(作家)にあるまま、委託された側(売る人)はその商品を販売し、手数料から利益をとるというものです。
最近ではハンドメイドブームの流れから、ハンドメイド作品を多数取り扱うレンタルスペースのお店がかなり増えているため、初心者でも自分自身の実店舗がなくて、もお店に作品を置いて販売できる機会が増えています。
委託販売のメリット
・自分のお店を持っていなくても店舗において作品を販売することができる
・作品を実際に手にとって見てもらる
・自分でお客様とお金のやり取りをしたりコミュニケーションをとる必要がない
・自分がなかなか行くことのできない遠方の地域の方にも直接作品を見てもらえる
・店長や販売スタッフに、売れ筋やどんな年代の方が興味を持ってくれているかなどが直接聞ける
・他の出品作家さんや他の作家さん目当てで来た方も作品を見たり購入してくれる
委託販売のデメリット
・契約、手続きがやや面倒
・全ての商品に品番やレンタルスペースのボックス番号を記入するのが面倒
・置きたいサイズのレンタルボックスが空いていないと利用できない
・月額でボックス利用料が取られる上に売れたら販売手数料も取られるので自分の利益が少ない
・家の近くにないと作品を持ち込む際の送料や交通費がかかる
・同じ店舗内にたくさんの作家さんの作品があるためライバルが多い
委託販売を約半年間経験して感じたこと
率直に言ってしまうと、「思ったより売れない」そして何より「自分の利益がほとんど残らないこともある」というような、なかなかシビアな世界です!
これから委託販売をしようと考えてる人から見たら少し考えてしまうかもしれませんが、大きさによるものの数百円〜数万円のレンタルボックス代月額に加えて、作品1つ売れるにつき委託先にもよりますが手数料が15%〜30%取られるので、数百円〜数千円の雑貨やアクセサリーを販売すると、よっぽど売れない限り残念ながら利益はほとんど手元に残りません。
月額のレンタルボックス代を抑えようとすると、商品がおけるスペースが本当に少なく、その分見てもらえる可能性や作品数も限られます。
かと言ってたくさん作品を見てもらおうと大きなスペースを借りると、その分月額ボックス代も高額になるため、よりたくさんの作品を買ってもらわなくてはなりません。
よっぽどSNSでフォロワーが多かったり、作品のファンが多い売れっ子作家さんの場合は、自分の作品目当てでレンタルスペースに足を運んでくれる人も多く、売上にも期待ができます。
しかし、初心者作家さんやSNSでの拡散力が弱い作家さんは、自分の作品目当てで来てくれるお客様が少ないため、たまたま来店した時に気に入って購入してもらえる程度です。
そのため、ファンの多い作家さんにとっては、委託販売はかなり活用できる場になるものの、初心者作家さんにとってはなかなか厳しい現実となる可能性が高いと言えます。
委託販売で成功する方法
実際に委託販売を経験して見て、こうすれば売れる!という成功法を考えて見たので、ぜひ参考にして見てください。
①あらかじめSNSを使ってファンを増やしておく
ファンがいない状態で、ライバルの作品がたくさん並ぶレンタルスペースに委託販売をするのは危険です!
なぜなら自分よりかわいいものや、上手に作品を作っている作家さんは、同じお店の中にたくさんいるからです。
そんな目移りしまくりの状況でも、あなたの作品が欲しい!あなたの作品を買いにきた!という、SNSを見てファンになってくれた方が多ければ多いほど、ライバルが多い中でも作品を見てもらえる可能性、そして購入してもらえる可能性は上がります。
②季節に合ったもの、季節を先取りしたものを置く
ハンドメイド作品は、他にはない1点ということで、プレゼント用に買って行く方が非常に多いです。
そのため、夏には夏らしくシェルや海など夏を連想させるもの、クリスマスにはクリスマスや冬モチーフのものなど季節に合った作品は限定感が出て特に購入してもらいやすいです。
ここでのポイントは、「先取り」とその時期が終わったら「すぐ引く」ことです。
例えばクリスマスモチーフのものは12月入ってすぐ、あるいは11月下旬くらいから置いてしまっていいと思います。
そのほうが、購入してもクリスマスまで長く作品を楽しめるからです。
クリスマス直前においても、お客様からすると後数日でクリスマス終わるし・・・と購買意欲もすでに下がっているかもしれません。
スーパーや雑貨屋さんで季節ものが早めに値下げされるのと同じですね。
逆にイベントが終わったらすぐに次のイベント用に入れ替えて、鮮度を保つことも大切です。
お正月の時期にまだクリスマスの作品が置いてあっても、ただ売れ残り感が出てしまうだけですよね。
③手にとりやすく戻しやすい、見やすいディスプレイ
せっかくいい作品を置いても、作品がぎゅうぎゅうに詰まっていたり、少し触れただけで色々落ちて来てしまうようなディスプレイでは、手にとってもらえません。
いいなと思ったものをさっと手に取れ、すぐに戻せるディスプレイを意識してつくりましょう。
100円ショップなどでもディスプレイにぴったりの商品はたくさんあるので、借りるボックスの大きさが決まったら、必要な重機を揃えて作品が引き立つようなディスプレイを作って見てください。
作り方や魅せ方がわからない人は、ネットで検索することはもちろん、委託販売先ですでに商品を販売している方のディスプレイを見るととても参考になるのでおすすめです!
まとめ
いかがでしたか?
少しでもこれから委託販売を考えている方のお役に立てれば嬉しいです。
また、委託販売以外にも自分の作品をお店という形で売る方法として、ネットショップがあります。
BASEなら、たった30秒でネットショップを開設することができるので、初心者でも簡単に自分のネットショップを始めることができます!
もちろん開設は無料でできるので、自分の作品を販売したい!自分のショップを開設したい!とお考えの方はぜひ登録して見てくださいね!
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
投稿者プロフィール
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佐藤玲菜(さとう れいな)
群馬県出身。1993年生まれのプリザーブドフラワーデザイナー。
学生時代より好きを仕事にしたいとの思いから、24歳で仕事を辞め、個人事業主としてオリジナルブランド「ohananomachi(おはなのまち)」を立ち上げる。
渋谷・横浜・池袋などの百貨店にて作品販売やワークショップを行ったり、オーダーメイドであなただけの大切な一品をお作りしています。
好きを仕事にしたい人に向けて、過去の経験や女性が幸せに生きるための情報も発信中。
好きなことは、ものづくり、ライブや舞台に行くこと(嵐・ABC-Z・aiko)、海外旅行。
好きな映画は「LALALAND」。
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