フラワー&プランツEXPOに参加した感想とアレンジメントショーレポ!

こんにちは。

ohananomachi〜おはなのまち〜の玲菜です。

先日、10月10日(水)〜12日(金)まで開催していた、【第15回国際フラワー&プランツEXPO】に行ってきました!

【第15回国際フラワー&プランツEXPO】とは、商談のための展示会として、生花店・園芸店、ホームセンター・スーパー、雑貨店・通販、市場・生産者、デザイナー、花を扱う企業(ディベロッパー、ホテル、企業の総務など)などの来場者と、花(切り花、鉢物、種苗)、植物(観葉植物、植木、盆栽、エアプランツ、多肉植物)花資材・生産資材、雑貨・ギフト、植物IoTなどを扱うメーカー・生産者が、商品の仕入れや取引作の開拓、サンプル品の購入などを目的として開催された大規模なイベントです。

出展社数は、フラワー&プランツEXPOだけでも日本最大級の200社、同時開催の関連イベント7展合計では1930社もの企業が集待っていました。

本日は、イベントの様子を写真たっぷりでお伝えします!

当日はまず受付を済ませ、自分の業種によってそれぞれ異なる入場者バッジを受け取り入場します。

私はデザイナーとしての登録のため、こちらの入場者バッジ。

写真は裏面ですが、表面には持参した名刺や登録番号などのシールも貼ってあります。

また会場では事前登録制で、毎日異なる「花・植物・売上アップセミナー」や、「アレンジメントショー」が開催されていました。

15周年記念イベントとのことで、花業界で事業を展開する社長さんや、有名デザイナーさんの講演・ショーを無料で見ることができます。

花・植物・売上アップセミナー

【10月10日】

●「お店の魅力アップで売上倍増!〜オカザキフラワーパーク売り場改革の実例をもとに〜」

(株)オカザキフラワーパーク 代表取締役社長 岡崎明弘

●「新規客獲得とリピート率向上の秘訣!WEEKEND FLOWERで店頭改革」

(一社)花の国日本協議会 プロモーション推進室長 小川典子

(株)花茂 代表取締役 大矢みな

(株)日比谷花壇 ワンダーフラワーブランド事業部部長 谷真由美

●「プロトリーフガーデンアイランド店10周年。ガーデニング需要の返還と新規顧客開拓とは?」

(株)プロトリーフ 専務取締役 加能裕一郎

(株)プロトリーフ プロトリーフガーデンアイランド店 店長 佐藤健太

【10月11日】

●「魅せて売り上げをアップする!〜お花屋さんのVMD〜」

(株)スペースポイント 代表取締役 中込美津子

●「売上アップに必要なIT・プロモーション・マーケティング講座」

(株)ストロボライト 代表取締役 石塚秀彦

●「生花店のこれからの経営を考える〜10年後も生花店として生き残るために〜

(株)ヌボー生花店 代表取締役社長 山崎年起

●「いいね!が5倍になる花・植物のインスタグラムの写真の取り方」

f.f.b(株)取締役 ビジュアル・アドバイザー 木村麗

●「庭サービスでのIT活用。お客様の求めるニーズとは?

(株)ストロボライト 執行役員 MIDOLAS事業部 本部長 上野真哉

●「切り花の日持ちを科学する」

(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 食の安全研究部 園芸グループ 主幹研究員 豊原憲子

アレンジメントショー

●「花から始まるライフスタイル〜花は心のビタミン〜」

華道家 仮屋崎省吾

●「ロイヤルウエディングとトレンドの花演出空間」

江口美貴 Flower Salon Miki Art School 主宰 江口美貴

●「フレンチスタイルの花遊び〜Jeux de fleurs〜」

Laurent.B.Bouquetier(株) フラワーデザイナー ローラン・ボーニッシュ

●「花需要はまだまだ伸びる!家族葬に似合う花祭壇」

(株)日比谷花壇 バンケット事業統括部 チーフ シニアデザイナー 岩佐朋子

●「2020年夏に向けたフラワーディスプレイ〜プリザ・アーティフィシャルフラワー を使って〜」

フラワーデザイナー (株)ベル・フルール 代表取締役社長 今野亮平

●「世界を驚かせたルーティーブーケ 公開レッスン」

ガーデニング工房あおき 主宰 青木英郎

●「アーティフィシャルで作る和モダンインテリア」

BRIDES(ブライズ)主宰 渡辺俊治

●「教えます!一歩上のフラワーデザインテクニック」

フラワーデザインスクール秋桜花 主宰 神保豊

セミナーとアレンジメントショーは以上の17公演があり、私はプリザーブドフラワーを使ったアレンジメントショーが見たかったので(株)ベル・フルール今野亮平さんの「2020年夏に向けたフラワーディスプレイ〜プリザ・アーティフィシャルフラワー を使って〜」を受講しました!

今野亮平さんは、フラワーデザイナーだけではなく、ディスプレイデザイナーとしても活躍されているとのことで、その場でアレンジするだけでなくステージ上の一角を使い、シャビーでブロカントな雰囲気漂う空間に、多肉植物やプリザーブドグリーンをふんだんに使ったアレンジをデザインしていました。

花だけのアレンジメントショーは何度か見たことがありましたが、ディスプレイも含めた空間デザインは初めて生で見ることができたので、興味深かったです。

続いては、「2020年夏に向けたフラワーディスプレイ」とのことで、ジャパンブルーをメインに大きなデザインを次々と完成さており、飽きることなく見入ってしまいました。

また、今回のショー中にお話しされていた中で、最も印象に残ったことが「見ている人の価値観を大切にする」ということでした。

以前お花の世界大会に出場したときのことをお話しされており、日本人からはとても評判のよかった作品が、海外の審査員からはあまり評価されなかった理由がまさにそれでした。

日本には「余白の美」という言葉があるほど、日本人独特の美意識があります。

日本人にとっての余白は美しい、魅力的、ほかを引き立てるというような印象がありますが、海外審査員の方から見たら、隙間が空いている、未完成というような印象に捉えられることもあるそうです。

そのような経験を踏まえての「見ている人の価値観を大切にする」ということだったのでとても腑に落ち、コンテストだけでなく、作品を作る上でどんな場面でも、受け取る人や見る人などその人の価値観を大切に作品を作っていきたいと思いました。

アレンジメントショーが終わると、場内のブースを見て回りましたが、先ほどの今野亮平さんのブースでは、フラワー業界で世界初、あの有名な「はらぺこあおむし」のライセンスを持っている企業として展開していました!

はらぺこあおむし☺︎

プリザーブドフラワーの花材をたくさん揃えている「amifa」さんでは、上から花材を吊るして目を引くディスプレイに!

こんなにカラフルな胡蝶蘭のあるブースも!

オレンジ色の花には、ハロウィンを意識した柄も入っていました!

祭壇のアレンジではこんなにも個性的で大きなものもありました。

プリザーブドフラワーは、やはりお仏花のアレンジが人気です!

まだまだ他にもたくさんのブースがありましたが、通常のお花屋さんでは見かけないような特殊な色や大きさの花がたくさんあり、見ているだけでも楽しめます!

今回の学びを生かしつつ、提携したい企業さんには積極的にアピールしたいと思えました。

ぜひいただいたカタログをもとに、今後について検討して行きたいです!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

投稿者プロフィール

佐藤玲菜(ohananomachi)
佐藤玲菜(ohananomachi)
佐藤玲菜(さとう れいな)
群馬県出身。1993年生まれのプリザーブドフラワーデザイナー。
学生時代より好きを仕事にしたいとの思いから、24歳で仕事を辞め、個人事業主としてオリジナルブランド「ohananomachi(おはなのまち)」を立ち上げる。
渋谷・横浜・池袋などの百貨店にて作品販売やワークショップを行ったり、オーダーメイドであなただけの大切な一品をお作りしています。
好きを仕事にしたい人に向けて、過去の経験や女性が幸せに生きるための情報も発信中。
好きなことは、ものづくり、ライブや舞台に行くこと(嵐・ABC-Z・aiko)、海外旅行。
好きな映画は「LALALAND」。