池袋西武百貨店「プレシャスプリザーブド」閉店!デザイナーとしての思いを語る!

こんにちは!

ohananomachiプリザーブドフラワーデザイナーの佐藤れいなです♡

 

2020年3月をもちまして、池袋駅直結の西武百貨店の中にあるプリザーブドフラワー専門店、「プレシャスプリザーブド」が閉店となりました。

「プレシャスプリザーブド」は、いつ行っても日本プリザーブドフラワー協会に所属するデザイナーさんたちの作品がたくさん並んでおり、お花に囲まれた本当にワクワクする空間でした^^

そして、私自身の作品も販売していただいている唯一の常設百貨店でした♡

 

私がフラワーデザイナーとして本格的に活動する際、日本プリザーブドフラワー協会のディプロマ試験というものを受けました。

その試験は、制限時間内に決められたアレンジメントやブーケを作るものですが、特にブーケは細かくサイズや、花を入れる位置が決まっていて、その通りに美しく作らなくてはならないとても難しい試験でした。

しかし、

本気でお花を仕事にして生きていけるようになりたい!

百貨店で自分の作品を販売して見たい!

と思っていた私にとって、まずはその試験をクリアすることは必須条件でした。

 

毎日毎日練習して、プレッシャーを感じすぎたのか、細かい作業のやりすぎなのか、一時は寝起きの手足のしびれや麻痺にかなり長期間悩まされたり、前日に腱鞘炎気味になってしまい、ギリギリまで湿布を張って臨みました。

もちろんレッスン自体は毎回すごく楽しかったのですが、お花を仕事にして、それで食べていくと決めた以上、精神的にも体力的にも一番きつかった時期だったなぁと思います。

(当時シェアハウスで貧乏暮らしをしていたことも関係あるかも・・・)

 

そんな思い入れのある試験に見事合格して、その後も百貨店出店のためのコースで学び、念願の百貨店への申請!

 

いくつか候補を送って、その中で選んでいただけた作品が、私の定番作品にもなったウサギのアレンジでした!

多分一番最初に作ったのがこの写真のアレンジです♡

初めての百貨店出店で、これで大丈夫かな?

作り直しとか言われたりするのかな?

などと少し不安になりながらも、初めて同じ作品をこんなにたくさん、3個×4色の計12個、群馬から東京へと送りました。

 

ただ、初めての配送だったので梱包が甘く、東京に着く頃にはアレンジが台紙から外れてしまっているものもいくつかあったと聞いて、とてもショックを受けました。

とはいうものの、改善を重ね作品は順調に売れていたようで、度々追加納品のお声をいただくことができ、本当に嬉しかったです!

 

東京で用事がある時には、定期的に店舗へ寄って、どんな風に展示してくださっているのか、どんな方が購入してくださっているのかチェックすることも私の楽しみの1つでした。

また、ありがたいことに東京に住んでいる友達が、私の作品を見に行ったと声をかけてくれることもありました。

そんな思い入れのある店舗がなくなってしまうことは、正直とても悲しいです。

ですが、それと同時にそこで作品を販売させていただいていたことは、私の自信や誇りにもなりました。

 

常設店舗での販売は、一旦終了してしまいましたが、百貨店で販売できるようなレベルの高い技術を教えてくださった先生、店舗を運営してくださっていたスタッフの皆さんや協会の方々に改めて感謝したいと思います。

またいつか、どこかご縁がある素敵な場所で、作品を販売することができますように♡

 

 

 

投稿者プロフィール

佐藤玲菜(ohananomachi)
佐藤玲菜(ohananomachi)
佐藤玲菜(さとう れいな)
群馬県出身。1993年生まれのプリザーブドフラワーデザイナー。
学生時代より好きを仕事にしたいとの思いから、24歳で仕事を辞め、個人事業主としてオリジナルブランド「ohananomachi(おはなのまち)」を立ち上げる。
渋谷・横浜・池袋などの百貨店にて作品販売やワークショップを行ったり、オーダーメイドであなただけの大切な一品をお作りしています。
好きを仕事にしたい人に向けて、過去の経験や女性が幸せに生きるための情報も発信中。
好きなことは、ものづくり、ライブや舞台に行くこと(嵐・ABC-Z・aiko)、海外旅行。
好きな映画は「LALALAND」。