「おはなのまち」プリザーブドフラワー作品紹介&解説!

こんにちは。

ohananomachi〜おはなのまち〜の玲菜です!

今回は、私が作ったプリザーブドフラワーの作品たちをご紹介&解説して行きます!

普段Instagram(@ohananomachi)やTwitter(@ohananomachi)で簡単な説明とともに作品を載せることはありますが、作る過程で感じたことや意識したこと、何をイメージして作ったかなどもより詳しく書いて行くので、ぜひ花や作品に興味を持ってくださったら楽しく見ていただければと思います!

ペッパーベリーがアクセント!ブーケ&ブートニア!

デザインが生まれたきっかけ

こちらのブーケとブートニアは、かなり思い入れのある作品です!

それまで作品を作るとき、自分の好みを中心にデザインを考えて作っていることが多かったのですが、この色や組み合わせに行きついたのは、実はフロールエバーというプリザーブドフラワーのカタログのある1枚の写真を見たことがきっかけでした。

自分が作ったことのないような、シックだけどそれでいて少しの輝きとダークな部分が入り混じっているテイストだったその作品を見たとき、思わず目を奪われました!

そこで、普段はパステルカラーや誰が見ても可愛いと感じるような可愛い系の色の組み合わせで作品を作ることがほとんどでしたが、「もしこのカタログの作品のようなイメージでブーケとブートニアを作って欲しいと言われたら?」ということをテーマに、自分の趣味だけではなく誰かのために、誰かの希望に沿ったものを作ろうと形にしたのが、今回のブラックベリーを使ったシックな作品になりました。

デザインイメージ解説

まず考えたのは薔薇の色です。

ややくすんでいながらも高級感や大人っぽさを出したかったので、ヘーゼルナッツ色やチョコレートのようなカラーを選び、そこに生えるようカーディナルのワインレッドを合わせました。

ダークな部分には、暗い色合いはもちろん、花より高く入れてアクセントになるようブラックペッパーの実を。

ブラックペッパーの実は落ちやすいので、製作時や飾るとき、使用するときにも注意が必要です!

そしてなじみの良いカラーのアジサイと、華やかさを出すためにゴールドの羽のイラストが入ったリボンを選びました。

リボンの柄の見え方や、ブートニアに使ったリボンの形にもこだわりました。

作成時に最も時間をかけて悩んだのが薔薇の配置です。

↑配置を考えている様子

オーソドックスな美しさではなく、目に止まるデザインにしたかったので、結果的に一番目立たせたい色がきちんと目立つようできるだけ色ごとにグルーピングし、それでいて単純な形を生み出さないよう試行錯誤しました。

まとめ

花材を入れる場所や、選ぶ素材ひとつひとつにこだわりを持ち、丁寧に作り上げた結果、かなり最初のイメージにあったものを自分なりに落とし込みデザインできた作品になりました。

今までのように自分の趣味でつくるのではなく、何か明確なイメージを持って作り上げる難しさや楽しみもこの作品で学ぶことができました!

今後の作品オーダーなどにもしっかりと対応できるよう、コンセプトを決めて作る練習も引き続き行なって行きたいと思います。

作品紹介、解説は今後もしていこうと思うので、ぜひ次回も見て見てくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

投稿者プロフィール

佐藤玲菜(ohananomachi)
佐藤玲菜(ohananomachi)
佐藤玲菜(さとう れいな)
群馬県出身。1993年生まれのプリザーブドフラワーデザイナー。
学生時代より好きを仕事にしたいとの思いから、24歳で仕事を辞め、個人事業主としてオリジナルブランド「ohananomachi(おはなのまち)」を立ち上げる。
渋谷・横浜・池袋などの百貨店にて作品販売やワークショップを行ったり、オーダーメイドであなただけの大切な一品をお作りしています。
好きを仕事にしたい人に向けて、過去の経験や女性が幸せに生きるための情報も発信中。
好きなことは、ものづくり、ライブや舞台に行くこと(嵐・ABC-Z・aiko)、海外旅行。
好きな映画は「LALALAND」。

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